SFマガジン掲載のビッスンのノヴェラがあまりにもすばらしかったのと、次のオールタイムベストを決めるときまでにはSFマガジンぐらい読んでおいた方が選択の幅が広がって楽しいだろうなと思うので、ここはひとつSFマガジンのバックナンバーを読んでいく事にします。短編を読むのが一番好きだというのも大きな理由です。古本屋をめぐって購入していくのにはあまりに時間がかかり過ぎ、探している間に意欲が失われそうなので図書館を使う事にします。最新号は常に買っていくので許してください。
 その図書館の蔵書を検索してみると、1963年8月臨時増刊号から欠ける事なく所蔵しているようなので、この号から読んでいきます。これが46号であり、僕がSFマガジンを購入しはじめたのが2003年12月号、通算572号なので、500冊以上あります。8年後におそらくまたオールタイムベスト投票があると思うので、それまでには読みきりたいですね。
 読むといっても全文読んで行くのはさすがに疲れるので、読む箇所を限定します。また、感想を書く際の基準を決めておこうと思います。
・ 海外作家の短編は全て読む。前編、後編など号をまたがって掲載されている作品も読む。感想はどんなにおもしろくなくても、なにか書くことにする。
・ 長編を何回かに分けて掲載している作品は、今現在ハードカバーや文庫などで読むことのできない、絶版の作品は読む、そうでなければ読まない。感想は最後のパートを読んだ後に書く。
・ 日本人作家短編は読むけれど感想は書きません。長編は多分読みません。日本人作家特集の時は感想を書く。
・ ノンフィクション、エッセイは読んでも感想は書かない。