コニー・ウィリス「リメイク」ハヤカワ文庫SF

少し小難しくない奴をと選んだのがこの本。後ウィリスの本を読んでみたかったから。
予想されたとおり王道のラブストーリー。でも悪くない。一途に夢を追いかけ、実現してしまう。そこに至るまでにはもちろん多くの偶然、力(情報)を持った人間の助力はもちろんあるけれど、どうにか現実にしようと努力している姿がみずみずしく描写されていて、とても好感を持てた。いつもどおりわからなかったのはミュージカルの事。まあこれはしかたない。註無しでわかったのは小学校の時に見たサウンド・オブ・ミュージックのみ。わかってたらニヤニヤしつつ読めただろうに。

毛色は違うだろうけれど次はドゥ―ムズデイブックを読みたい。