グレッグ・イーガン 山岸真訳 『ディアスポラ』 ハヤカワ文庫SF

読了、と言っていいものやら。
何が起こったかはわかったけど、どうやっての部分がほぼ全滅。どうやっての部分が重要なんだろうけど、再読して何とかなるとも思えないし、うーん。
自分の感覚に無理やり近づけてとらえようともしてみた。5次元の世界とかどういう風に見えるかとか、ちょっと想像がつかない。僕は理科の授業の時の立体視みたいなものの延長上にあるのだろうと勝手にこじつけた。こう考えるとすごい情景だというのがわかった気がします、多分あれの何倍も鮮明なんだろうから。他にもガンマ線バーストの事はスパロボα外伝ということにしてみた。間違っている事はわかっているけど、何かに置き換えて理解した気になれないと不安で読み進めなかったんですよね。途中から何も思いつけないようになってしまいましたが。すごい作品だけど、おもしろいという勇気は僕にはありません。
妄想すると、重要なのは砂時計型のような気がする。